GAE のソースをローカル環境にダウンロードする
まず、ブランチを誤って消してしまった顛末については、git reflog
でリカバリできる状態ではなかったということで特にフォロー的な話はありません。いざというときに役立つ git コマンドについては、また別の機会にまとめてみたいと思う。
というわけで、Google App Engine(GAE)でデプロイ済みのソースを、ローカル環境にダウンロードする方法について。
ツイートに登場する appcfg.py
は GAE の SDK に含まれている Python コマンドだ。筆者の環境は Mac OS X だが、コンソールから appcfg.py
を直接タイプするとそれっぽい表示がなされる。GoogleAppEngineLauncher 自体がこのコマンドを実行するためのフロントエンドだから、当然といえば当然の話か。
ダウンロードを行なうには appcfg.py
の引数に download_app
を指定する。試しにヘルプを実行してみると、以下のように表示された(冒頭部分のみ)。
$ appcfg.py help download_app
Usage: appcfg.py [options] download_app -A app_id [ -V version ] <out-dir>
Download a previously-uploaded app.
Download a previously-uploaded app to the specified directory. The app
ID is specified by the "-A" option. The optional version is specified
by the "-V" option.
app_id
と version
は、GAE の Applications Overview にて確認できる。 デフォルトのバージョンをダウンロードするのであれば、-V
オプションは省略可能。たとえばこのサイト(のアプリ)であれば、ダウンロードのためのコマンドは以下のようになる。
$ appcfg.py download_app -A mnemonic-official /Users/somin/gae_temp/
たったこれだけで、拍子抜けするぐらい簡単にダウンロードが完了する。あ、Google アカウントとパスワードを入力する必要はありますけどね。あと、最後の出力先ディレクトリも、各自の環境に置き換えてください。